2016年2月20日土曜日

学生紹介:鵜飼ゆめ(修士一年)

GEIDAI ANIMATION 07 YELLで作品を上映する学生を、1日2名ずつ紹介していきます!

12人目は「翡翠」を制作した鵜飼ゆめさんです。

Q 自己紹介をお願いします。
中部出身の鵜飼ゆめです。よろしくお願いします。
アニメーション専攻の新入生歓迎会でも使用した気に入っている自己紹介だと、挙動不審で馴れ馴れしい人見知りです。


Q 作品を作ったきっかけは何ですか?
別の課題で、たまたま「JADEITE」(翡翠)というタイトルを与えられ、そこから物語を構想して短期間でアニメーションを制作したのですが、完成しても心にひっかかったままであったので、一から考えて作り直すことにしました。


作中に蜘蛛が出てくるのは、学部時代借りていた家にたくさん蜘蛛が住んでいて、何度か恐怖心から殺してしまった申し訳なさがきっかけだと思います。

Q 手法と制作プロセスを教えてください。
手法は紙に鉛筆、色鉛筆、水彩絵具で手描き。
制作プロセスは適当ですが、インターネットや書籍で翡翠(ひすい/かわせみ)関連のことを調べつつ、翡翠から連想した落書きしてイメージを固め、絵コンテを書きました。
絵コンテの段階で動き方やそれにかかる時間を考えずに、その場の感覚で作画をして、AEで編集をしました。


Q 影響を受けた作品などはありますか?
中島潔さんの描く女性の絵に影響を受けたいと思いながら制作していました。

Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか?
facebookでいいね!ボタンをいかに厳選してを押すか悩むこと。
コンビニへごはんやお菓子を買いに行き、なるべく今まで買ったことのないものを選びたいので悩み、長居をしていました。
気が滅入ったときは、さんまさんの出ているテレビを見て盛り上がります。

Q 本専攻で一年を過ごした感想は?
周りから支えられているなと思います。一年次制作の企画発表時にクラスのみんなから感想や助言を書いた紙をもらえることに毎回感動してます。
他の学生たちの制作や過程を見れたことは本当に勉強になりました。わかりやすく自分の未熟さを思い知ることができて良かったです。
ごく稀に、校舎の窓からつがいのエイや、かわせみを見ることができるのは驚きでした。


Q アニメーション以外で、今後挑戦してみたいことはありますか?
ゲームのキャラクターデザイン。特にファンタジーものは小学生の頃からの夢です。挑戦している自分を想像しただけで嬉しくなり満足します。
それと、四十年後くらいに小説を書いてみたいなと、高校生の頃から思っています。
他だと趣味になりますが、乗馬(はてしない草原を駆け巡ってみたい)、素潜り(耳抜きがうまくできない)、画集収集(しゅうしゅう言い過ぎかけている)、などなど。

Q 今あなたが一番“YELL(叫び)”したいことは何ですか?
こわい〜!!!



ありがとうございました!
鵜飼ゆめさんの作品「翡翠」は、プログラム「一年次作品 2016」にて上映いたします。「一年次作品 2016」は、3月5日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月12日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!

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