17人目は「RED FOREST」を制作した王祎坤〈オウ・イコン〉さんです。
Q 自己紹介をお願いします。
「RED FOREST」を制作した王祎坤「オウイコン」と申します。
Q 作品を作ったきっかけは何ですか？
私は都市で生まれ成長してきたので、大自然を感じることが少なかったです。
子供時代、祖父は私を連れて近所の公園に毎日通う時期がありました。
そこで、たくさんの人生の初めてを体験しましたので、その時から森などの自然風景を憧れになりました。
ですので、自分の童年の気持ちを多くの人に共有して、見る人の持つそれぞれの童心を呼び出せるアニメーションを作っています。
Q 手法と制作プロセスを教えてください。
今回の作品はほぼデジタルで制作してきました。
プロセスとしては、絵コンテから着彩まで全部photoshopのタイムラインという機能を使いました。
編集はaftereffectsなどでやりました。
Q 影響を受けた作品などはありますか？
具体的に挙げられないのですが、近年欧米で流行している輪郭線のない絵柄などのスタイルの影響を受けていると思います。
そして酒井 駒子さんの絵本です。
Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか？
考えが固まった時にシャーワーを浴びます。
Q 在学中にやり残したことはありますか？
毎年藝大が行う面白いイベンドが大勢ありますが、課題が忙しくて全部に参加することができなかったことは残念でした。
Q アニメーション以外で、今後挑戦してみたいことはありますか？
せっかく日本に留学してきたのですが、日本の美しい風景を見るチャンスが少なかったです。できれば、卒業後時間を作って日本を一周旅行したいです。
Q 今あなたが一番“YELL（叫び）”したいことは何ですか？
山の中で「オーーーーー」と叫び、残響を聞くことが一度やってみたいです。
王祎坤さんの作品「RED FOREST」は、「第七期生修了作品 Bプログラム」にて上映いたします。「第七期生修了作品 Bプログラム」は、3月5日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月12日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに！
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