2016年2月17日水曜日

学生紹介:大山絵梨香(修士一年)

GEIDAI ANIMATION 07 YELLで作品を上映する学生を、1日2名ずつ紹介していきます!

5人目は「まごころ?マスター」を制作した大山絵梨香さんです。

Q 自己紹介をお願いします。
愛知県岡崎市出身。1992年生まれ。現在東京のシェアハウスに住んでいて、引っ越し準備中です。旅行や土地めぐりが好きです。



Q 作品を作ったきっかけは何ですか?
はじめは実物のコーヒーにアニメーションを投影できないかなと思っていたのですが、物理的に叶わなかったので、実写の映像とアニメーションを合成して物語にすることにしました。マスターとお客さんという設定は接客のバイトを長くしていた経験から自然と出てきました。登場人物は一昨年亡くなった店長や自分の友人たちのモデルをミックスして構想しました。


Q 手法と制作プロセスを教えてください。
手法は2Dのデジタルドローイングです。まずキャラクターの設定と絵コンテを考えてから実写の映像を撮影し、編集してシーンの土台を作りました。しかしアニメーションを作る段階で構成にゆきづまり、脚本を改めることになりました。コント調にしたかったのですが、私は台詞回しの言葉を考えるのが得意ではないので、お笑い芸人養成所の学生さんとコラボして台本を練り直すのを助けてもらい、声の出演もして頂きました。音源に合わせて作画し、キャラクターがだんだん完成していきました。


Q 影響を受けた作品などはありますか?
思い当たるのは大藤信郎の「天狗退治」。


Q 制作の合間にしていた気分転換は何ですか?
音楽を聴いたり、ネットで動画を探したり、寝たり、食べたり、走ったり…。それでも進まないときは、ヒント探しも兼ねてカフェを発掘しに出かけました。


Q 本専攻で一年を過ごした感想は?
とにかく密度が濃い。同期と先輩が楽しい。先生方の愛情が深い。新港の校舎がなくなってしまうのがさみしい。経験値が足りなくて悔しい思いをすることも多かったですが、逆に言えば吸収できることばかりでいつも充実していました。


Q アニメーション以外で、今後挑戦してみたいことはありますか?
規則正しい生活…。


Q 今あなたが一番“YELL(叫び)”したいことは何ですか?
もっと作る!


ありがとうございました!
大山絵梨香さんの作品「まごころ?マスター」は、プログラム「一年次作品 2016」にて上映いたします。「一年次作品 2016」は、3月5日から3日間、横浜の馬車道校舎で上映となっています。また、3月12日から一週間、渋谷のユーロスペースでも上映予定です。お楽しみに!

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